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専門家の権威と無知の反抗。

武田砂鉄さんが尾木ママのことを書いてる。
あー、私も同じように感じるなぁ。
と思いつつ、かなりせつない。
「今さら尾木ママを問うてみる」(cakes ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜)

尾木さんって、教育評論家としてきちんと発言してきた人やと思う。
だけど、「尾木ママ」以降、専門分野でないことにも、言葉をダダ漏らしちゃうようになった。
それこそデヴィ夫人ばりに。
そんで、ときどき教育分野のことでさえ、裏付けとったのかな?って思うようなこと言っちゃうように。
忙しいの?
ともあれ、専門家「尾木直樹」と、直情的気なうわさ話をする「尾木ママ」は、知と無知の間で揺れ動いてる。

専門家って、自ら裏付けをとったことに責任を持ってるから専門家なんやと思う。
ところが、専門家ってよく裏切る。
薬害エイズの厚生官僚やら安倍教授。
理研の小保方さんたち。
余震が続いてる中で原発GOGOの原子力規制委員会。
思えば、公害裁判でも原爆訴訟でも、結論ありきで原告スルーの専門家もいたし。

地震予知の学会がいかにも権威主義的に見えることも、
マイナンバーや教育改革の波に利権の臭いがすることも、
政治家が不倫したり金に汚かったりすることも、
素人なめとんのか?って思わせる。
日常的に裏切られると、もうグレてやる~!ってなる。
専門家なんかクソくらえ!的な。
(BGM: 放課後~の 窓ガラ~ス 壊してまわった~♪)

だからって、
矢口真理とベッキーはとりあえずたたくとか、
過去の侵略行為はなかったことにしようとか、
保育士の仕事が不満なら勲章をあげようとか(例:安倍首相)、
素人に区長や校長をやらせてみようとか(例:大阪市)・・・
思いつき?

なにかを真摯に分析して裏付けをとるという作業に対する反抗がハンパない。
しかし、ここで気付く。
反抗してる民は、専門家の持つ権威に反抗してるつもりなのに、
「扇動の専門家」が、大はしゃぎで反抗の列に加わっていること。
知をバカにして奪い取ろうとしている権威が、無知な権威に吸いとられていくこと。

デマと無知が勢いづくさまが、70年以上前と同じってのがキョーフ。

情報を誰でも入手できる時代に、厚顔無恥な無知にからめとられる。
そんなん悔しすぎる。
だから、専門家を疑いつつ、反抗しつつ、知識を敬いたい。

とりあえず、尾木ママは、ちゃんと専門性を維持してください。
おねげーします。

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素人を厨房に立たせてくれるな。

今週末、大阪市では住民投票がある。
大阪都構想の前段階として、大阪市を廃止して、5つの特別区にするかどーか。
宣伝カーから聞こえてくるのは、
「大阪が大きく飛躍するチャンスです~」
「いいえ、住民サービスが削られるだけです~」
どっちに転んでも、禍根を残すこと間違いなし。
イヤな雰囲気の街になるなぁ。

それにしても気になるのは、「ざっくりイメージ宣伝」の応酬。
これ、そもそも維新側が、「アホにモノ言う宣伝」を徹底してるからやと思うけど、
反対派も、できるだけ簡単に「大阪市分割の危機的イメージ」を伝えようとしてる。
でも、反対派は反論なだけに、論理的にならざるをえない分、くどくなるよね~。

『大阪都構想』の危険性を明らかにする学者記者会見
~インフォームド・コンセントに基づく理性的な住民判断の支援に向けて~


これなんて、もう先生たち、気の毒な感じ。
ニコ動で流れてくるコメントのアホさかげんに哀愁を感じた。
だって、やっぱちょっと難しいんやもん。

でも、ちょっと待てよ。
私らって、地方自治や経済の専門家が言うこと、そないに理解せなあかん?
「専門家のほとんどが、都構想の危うさを指摘している」 という事実だけで十分じゃない?

おいしいと評判のレストランで、凝った料理食べた上に、
「これ、何入ってますのん?どない作りますのん?」って聞くかな。
専門性への信頼って、自分の代わりに勉強してくれてることへのリスペクトやんね。
大学の先生でも料理人でも、ものすごい努力して、その道にいてはるわけで。

なのに、おいしい料理は黙って食べるくせに、大学の先生とかには文句言う。
「知識人を揶揄してるオレかっけー!」
「権威にたてついてるオレかっけー!」
という自己満足がにおう、ニコ動のコメント…。
反知性主義って、こういうことね。
「権威」と「専門性」の区別がついてない。

これ、たぶん、学校の先生の「聖職性」の消滅が前段階にあるよね。
うちら団塊2世の学生生活は過酷やったもん。
つめつめ大人数学級、つめこみ教育、生き残り競争。
先生といえば、「権威に弱い専門職の代表」やったやん。
「キレイごと言ってんじゃねー」とか何とか言いつつ、
放課後~ の 窓ガラ~ス 壊してまわった~♪
いや、壊してないけど。
少なくとも、「あいつら信用ならん」という思いは共有したからね。
バブル崩壊で、就職にコケた時点で。
そらもう、「倒すべき権威」=「専門職」の誤解スパイラルでねじ曲がってますわ。
で、ねじ曲がり親分がうちらの市長。

そやから、民間人校長とか公募区長とか、一足飛びに素人ねじ込んで満足してまう。
裸の王様みたいに、無垢な子どもが、「オッサン、それを『畑ちがい』っちゅうねんでー」とか言わへんかったら気ぃつけへん。
頼むから、素人に厨房をまかせてくれるな。

そういう意味では、きょうびのゆとり世代の方が、ずっと冷静かもしれん。
若者よ、役割も仕事もわけわけして、手をとりあって進んでくれ。
私ら大人は、ねじ曲がって、こんがらがった糸ほぐすだけで、どえらい労力つこてます。


「自分推し上等!」と叫べない…。

私は前に出ていくのが苦手だ。
必要以上に人目にさらされたくない。
自分推しの気持ちが萎えるというか、続かないというか…。
常に、ヤナギブソンの「誰がキョーミあんねん!」ってネタにめちゃ共感してまう。

なぜこうなったか、今ならわかる。
子どもの頃から、顔認識が苦手で、他人の識別が他の子より遅れた。
記憶の始まりも遅く、「物ごころついた」のが、小4ぐらい。
故に、あまり他人と自分を比較してこなかった。
で、ある時、比較対象として見られていると気づいてから、すごく焦りだした。
人に注目されて、あれこれ評価されるのが怖かった。
だって、自分は他人を意識しきれてない気がするのに。
そうやって、実はものすごく他人を意識するようになってしまったのかも。

一方で、私は、客観的に目立つ子どもだった。
自分の意見をわりとはっきり言うから。
自分推しが弱いのと、意見がないのとは違う。
意見はいつもあったから。

そして、今、子どもの親になった。
だから、どうしても意見を言わなければならない。
その必要に迫られている。
で、意見を言うと目立つ。
意見を言う人口が少ないからか、「意見を言う人」という需要がある。
いや、私、ちゃうねん…。
ほんまは誰か替わりに言うてほしいねん…。

と、インドア手芸をしながら悶々とする日々。
って、誰がキョーミあんねん。

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ゆりひなな

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おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

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