DV被害にあったような気分です。

橋下さんがMBS記者を罵倒してる映像。
⇒「5月8日登庁時市長囲み取材
⇒ 産経ニュース J-CASTニュース

これ、橋下さんが、自ら誇らしげに何度もツイートに添付してるのん。
オレ様に噛みついてきた身の程知らずの記者をフルボッコ、みたいな。
橋下さん支持者は、一緒になって「バカ記者」なんて、ツイートでいじめに参戦してる。

でもね、彼は、市民の空気を読み違えてると思うよ。
私は、この映像、全部見た後、ものすごくしんどくなった。
まったく、質問に答えず、論点をずらし続けて、一記者を恫喝してるの。
まるで、自分がDV被害にあったみたいな感じ。
世の中は、競争大好き、勝ち負け大好きなマッチョ人間だけで構成されてるんじゃないよ。
私と同じように、この映像で、
自分が傷つけられたかのように、しんどくなる人はたくさんいるはず。
それは、決して少数ではないと思う。

この映像は、橋下さんにとって、もろ刃の剣になる。
一記者に権力を振りかざす姿を、拍手して見ていられる市民こそ少数。
大阪市民は、きっとその手の威圧を好まない。
これは、その威圧が、やがて自分に向かってくることを、市民に自覚させる映像になるやろう。


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発言する保護者ネットワークfrom大阪の声明。

発言する保護者ネットワークfrom大阪が、
家庭教育基本条例(案)に対する声明を出しました。
以下、転記いたします。↓↓↓

私たち「現役子育て世代」は、この条例を望んでいません
――― 家庭教育支援条例(案)に対する声明 ―――

2012年5月7日
発言する保護者ネットワーク from 大阪

1 家庭教育支援条例の問題点
 5月1日~2日にかけて、複数の新聞およびテレビ局は、大阪維新の会・大阪市会議員団が「家庭教育支援条例(案)」をとりまとめたと報道しました。報道内容によれば、同条例案の内容は、発達障がいを「親のせい」と断定し、これを「予防・防止」するために「伝統的子育て法」を各家庭に教育すると定めています。
 これは、まったく科学的根拠がない考え方に基づいており、現に発達障がいの子をもつ保護者の気持ちを大きく傷つけるものです。発達障がいの子どもとその親に寄り添ってサポートをするのではなく、「予防・防止」という形で排除することにつながります。
 また、発達障がいの子どもをもつ保護者だけでなく、すべての保護者に対しても重大な影響を与えます。なぜなら、この条例案は、すべての保護者に「伝統的子育て法」を強制し、「親心」、「父性と母性」、「結婚の意義」などについて、政治家または行政機関が決めたとおりに教育する、つまり強制するものとなっているからです。
条例案の全体を通じて、発達障がいへの偏見や、性差別的な家庭感も強く感じられます。
 このほかにも、条例案には多くの問題点があります。次に紹介するように、多くの保護者から不安や疑問の声が出ています。

2 現役子育て世代の声――― 条例案への不安・疑問が噴出しています
* 子育てはしんどいものです。やってみたら分かります。条例を作って、親に圧力をかけるなんて、しんどい所にさらに重い十字架を背負わす事です。親がよりいっそう孤独になり、孤立するだけではないでしょうか。(中・高校生の母)
* そもそも家庭で子どもを守り育むことと、保育所・幼稚園での学びは別ものでしょう。なぜ、親になることを保育所・幼稚園の「一日体験」で学べるのかまったく理解不能です。(小4の母)
* 私は、子どもを信頼できるプロの保育士に預けているのであって、ひっきりなしに「子育て体験」にやってくる素人に、わが子を「勉強のため」に抱いてほしくはないです。(0・3歳の母)
* 競争で子どもがのびるとか、義務や強制で親がマトモになるなんて、論理が雑すぎませんか。現象を丁寧に分析して対策を講じる過程を欠いているように見えます。今、本当に必要なのは親の貧困や孤立への支援ではないのですか。 (3歳・小1・小3の父)
*「虐待、非行、不登校、引きこもり等」は単に愛情の問題でしょうか。大人にも子どもにも世知辛く生きにくい社会そのものに問題があることを、多くの保護者は気づいているはずです。親を教育するなどと言う前に、子育てしやすい労働環境に恵まれた大阪市と大阪府にするのが先ではないでしょうか。(3児の父)

3 私たちは「排除」や「予防」ではなく、寄り添うサポートを望みます
 上記のように、私たちは今まさに子育てをしている保護者として、今回の条例案について強い疑問と不安を抱いています。そもそも政治が「家庭教育の中味」について介入したり、特定の思想や考え方を押しつけたりすることに、強い違和感を覚えます。これは、政治が学校教育の現場に介入してもよいという教育基本条例と共通した考え方ではないでしょうか。
 一人一人の保護者は、喜び、悩み、戸惑い、ときには苦しみながらも、子どもに向きあって子育てをしています。いま政治に必要なのは、「一人一人の子どもや保護者に寄り添ったサポート」です。
「今の若い母親には親心が欠けている」と批判したり、「子どもが発達障がいになるのは子育て方法が悪いからだ」と非難することは、親を追い詰めることにしかなりません。上から押さえつける教育や強制によって解決するものではありません。

4 「維新の会」および橋下市長の対応について
 上記の条例について橋下市長は、「発達障がいは親の責任」というのは自分の考え方と違うと弁明しました。また維新の会市議団は、「5月議会では提出せず、これから議論する」と、これまでの報道内容とは異なる弁明をしています。
 しかし、これらの対応をみても、私たちは安心できません。むしろ、不安を高めています。なぜなら、市民から強い批判を受けたにもかかわらず、条例案に盛り込まれていた多数の問題点については反省の言葉がないからです。
 橋下市長は、この条例案に関して、政治あるいは行政機関が「家庭教育の中味」について指導・介入すること自体は肯定しています。家庭教育に対して、特定の政治的な思想や考え方を押しつけるという基本姿勢は全く反省されていないのです。
これでは、形は変わっても、今回の条例案に盛り込まれていた「伝統的子育て法」の強制や、「親心」・「父性と母性」・「結婚の意義」などを政治家または行政機関が決めたとおりに教育するという動きが再び現れてしまうのではないでしょうか。私たちは、このことを強く危惧します。
 このような根本的な問題がありますから、今回の条例案に関しては、部分的な修正によって問題が解決するとは到底思えません。大阪維新の会・大阪市会議員団の皆様に対しては、このような条例案を市議会に提出せず、真摯に保護者の不安・疑問・批判に耳を傾けていただくよう、強く要請いたします。
                                           以上

家庭教育支援条例(案)⇒ http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html


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家庭教育支援条例案@大阪市

GWやなぁ。子どもらと何しよかな~。
などと、ほのぼの過ごしていたら、維新の会からこんな条例案が!!!

その名も「家庭教育支援条例」
http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html
なんじゃこりゃ~!

ニュースで知ったときには、
なぬ?親になる心構えができてないから、親全員に1日保育士体験させる?
んなアホな。現場がどんだけ迷惑すると思てんねん。
しかも、何で保育園や幼稚園の子どもが、研修材料にされんねん。
・・・と、単純に思った。

ところが、条文を読んでみると、驚愕。
「発達障害を予防する」だの「ながら授乳は悪」だの、
差別と偏見と非科学のオンパレード。

こーゆう考え方って見覚えある…。
オナカの弱い安部ちゃん&お友だちが、めっちゃおススメしてた「親学」。
はぁ~、ここへきて、維新の会とあっち方面の方々が、政策上もつながったわけです。

ツイッター上ではすでに非難の嵐になってます。
⇒産経新聞 「愛情不足で発達障害? 橋下市長、火消しに躍起 大阪維新の条例案」
そんで、やっぱし橋下さんは、
市議団と市長は別ですから…などと言い訳して、詳細を知らなかったフリ。
市議団に「お前ら変な条例出して俺に迷惑かけんなよ」って言うつもりみたい。
あれだけオレ様な彼が、条例案に目を通してないって誰が思う?

連休明け、どんな風に言いつくろって逃げるつもりかな。
ガン見しときます。



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大阪市の「学校選択制」はスジが悪い。

どう考えても、大阪市で検討されている「学校選択制」はスジが悪い。
「保護者が行きたい学校を選べる」という恩着せがましいメリットの代わりに、
公教育が失うものが大きすぎる気がする。

そもそも橋下市長が、学校選択制を導入したいのは、
小中学校の統廃合に目的があると私は思ってる。
実際、小学校なんか、具体的に1/3を減らしたいらしい(毎日新聞2012.1.5)。
だけど、地域住民がごちゃごちゃうるさいから、選択制にさらして、
「ほらね、人気ないでしょ?あんたらのガンバリが足りんからやで」と、
学校を潰してしまう算段と思う。

学校選択制についての橋下市長議会答弁がこれ。↓↓↓

「導入した他都市の実例、現状を見れば95%以上が維持・継続している。
現に学校間に学力等の格差は存在しており、
保護者が選びたくない学校に強制的に通学させることはあってはならないと考えている。
地域コミュニティーが大事であれば
保護者に選ばれるような地域まちづくりを住民が責任を負ってすればよく、
学校選択制を導入すると心配するような地域は、
地域活動に参加し地域を守るという意識が強いので、
そういう地域の学校は保護者に選ばれることになる。」

おぉぉぉ、これぞ公の責任放棄と完全自己責任化・・・。
公教育やのに、近所の学校を行きたい学校にしていない責任は放棄。
しかも、超堂々と。
そして、選ばれる学校にするのは地域の責任、がんばってね!とエール。
ご丁寧に、学力テストとセットやから、選ばれる基準なんか知れてるしさ~。

この調子で、学校選択制を導入されたら、
「質の高い教育を提供しよう」なんて理念よりも何よりも、
地域への責任と、自分のクビがかかった先生たちは、
(職員基本条例には統廃合や民営化であぶれた公務員の免職規定があるからね)
子どもにその場しのぎの知識を詰め込んで、学力テストに臨むことになる。

事実、同じような動機で学校選択制を導入した足立区では、
2回も学校ぐるみの学力テスト不正が発覚してる(2007年と2009年)。

実は、学校選択制にも、いろんな種類がある。
その動機によっては、少人数学級や少人数指導が次々に実施されて、
公教育の質を上げることができるかも・・・という期待もある。

だけど、大阪市では、統廃合が前提になっている限り、それは不可能。
校区を広くして、学校の数を減らし、
多くの生徒を、残った学校に定員いっぱいまで入れてムダをなくす。
という、この動機。
橋下さんは府知事時代、小学1年の35人学級すらもったいないと言うてはった。
維新の中には、47人学級を復活した方がいいと言う人さえいる(→奥野康俊府議)。
こうなったら、ほんまに、エリート育成なんて茶番。
ただ単に、公的責任を放棄したいだけ。
だって、金持ちは、自己責任でエリート教育受けさせたらええんやから。


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「えこひいきされてる感」ゼロ。

大阪市政改革プロジェクトが試案を公表した。
えらい小っちゃいとこ、こそぎ取るよーな「グレートリセット」にびっくり。

橋下さんによると「バブル期の贅沢な市民サービスが残っている」から、
市民に、そんな「贅沢」はやめてもらいたいんだそうな。
で、贅沢の内容がこちら↓↓
 ● 市営交通の敬老パス
 ● 上下水道福祉措置・・・高齢者や母子家庭などの料金減免措置。
 ● 国民健康保険料の市税負担
 ● 赤バス(コミュニティバス)運営補助 
などなど・・・。
これ、削られてすぐに困る世帯って、すでにかなり困ってる世帯やん。
現役世代を優遇するために、高齢者に厳しい内容って?
で、困り切った高齢者(親や祖父母)を助けるのは身内の責任。
その身内(子ども)は、現役世代。
そんで、非正規労働者や1人親家庭だって現役世代やのに。
も、もしや、税金収める額が少ない人は現役世代じゃないってカテゴライズ?

しかも、現役世代も、公共サービスに甘えとったらアカンらしい。
・・・朝日新聞「大阪市歳出改革案 子育て世帯も負担増」参照
 ● 保育所保育料→軽減措置見直し
 ● 学童保育、子どもの家への補助→廃止
 ● 不登校児通所サテライト→一部廃止
 ● 学校給食協会交付金→食材配送費保護者負担
 ● 新婚家賃補助→廃止
サービス受けてたら「ズルい」んかな。
既得権益者なんかな。
ほんなら公共の役目って何?

学校で勉強ついていかれへんかったら、
学校のクラスを少人数にして丁寧に教えてくれるんではなく、
「塾に行け」と言って、しょぼい金額のクーポンをくれるという。
働きたいから、保育所や学童保育が必要と言うと、
「だったら応分の負担をしろ」と迫る。

デリバリー弁当の中学校給食と、
アタックして砕け散りそうな「ジョブアタック事業」でお茶濁すつもり?

子どもが笑う?
子育て応援?
若者えこひいき宣言?
「えこひいきされてる感」ゼロなんすけど。


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「お母さんを救おうじゃありませんか」その2。

保育園の新年度がはじまった。
お餅ちゃん(3歳)は、年少さんクラスに。
年少さんになると、先生1人の担当する子どもの数がぐっと増える。
だから、ちょっとさみしいんよね。
先生に甘えたい。自分だけ見てほしい。そんな気持ちでいっぱい。

朝、つないだママの手を離したがらない。
口をへの字にして、うつむいてる。
先生が「おいで。大丈夫やで」と言ってくれて、おずおず手を離す。
で、お迎えに行ったとき、笑いながら遊んでるのを見ると、心底ホッとする。

私ら保護者は、保育園を信頼して、子どもを預ける。
でも、ほんとは、「わが子が大事にされますように」、
「いい環境で過ごせますように」って祈るような気持ち。

大阪市児童福祉施設最低基準条例は、そんな私らの思いを侮ってる。
国の最低基準をびっくりするほど下回る面積の基準。
たった6畳の部屋に、子ども6人+保育士2人+ロッカー&おもちゃを詰め込むという。
0歳・1歳といえば、ハイハイする子も、よちよち歩く子もいろいろ。
よろけてぶつかったり、何でも口に入れたり、
命にかかわるトラブルが起きかねない。
待機児童が数字上で減ることを、子どもらの命がかかる環境と引きかえにする条例。
橋下市長と、条例に賛成した議員のみなさん、
子どもの命と引きかえにしてでも、基準を下げる選択したこと、絶対に忘れへんから。

「お母さんを救おうじゃありませんか」やって?
私らの子ども思う気持ち、ホンマなめんなよ。


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「お母さんを救おうじゃありませんか」

3月23日、大阪府の教育関連条例が可決された。
この条例、大阪のパパやママに聞いたって、
きっと詳細に内容知ってる人なんかほとんどいない。
「なーんか知らんけど、今までの教育あかんかったから良くなりそう・・・。」
これぐらいの感じ。

でもさ、内容知ったら、保護者はこんなにも怒る。
「発言する保護者ネットワークfrom大阪」のツイッター。
これが、保護者の声。
今までの教育の良くなかったとこが、さらに助長されるんやもん。
「保護者のため」「子どものため」なんて、また上手に言いはるから。
本当は、「保護者の責任」「子どもの責任」、つまり自己責任。


今、大阪市では、
保育所の保育面積や保育士配置基準を緩和する条例案が出てる。
「大阪市児童福祉施設最低基準条例案」。
これ、「待機児解消」のためなんやって。

基準緩和についての国の特例(全国35自治体、3年間)を使い、
これまで0歳1人あたり5平方メートル以上、
1歳は3・3平方メートル以上等だった最低基準を、
「1・65平方メートル以上」に緩和するというもの。

よーするに、待機児が多いって言うんなら、
今ある建物に、子ども詰め込んじゃえ~!ってこと。
当然、安全性が問題になる。

ところが、橋下市長は、
「せっかく(の特例)だから使わないと」
「お母さんを救おうじゃありませんか」てな答弁したらしい。

これって、毎度おなじみパターンよね?
安全性に問題があっても、子どもの健康が損なわれても、
とりあえず規制緩和して、条件だけは整えたるわ~、ってこと。
「お母さんのため」って、
本当は「お母さんの責任」、つまり自己責任やん?
こーゆうのを「おためごかし※」と言う。

っつーか、「お母さん」って、またまた・・・。
保育所に入れたいと願ってるのって、母親だけ?
母親が、自分の身勝手な要求で働かせていただくために、
(ほんとは、母親は家で子どもを見なアカンもんやのに)
保育所に入れたいと騒いでいる・・・とでも思ってるんやろか。
きょうびのパパは、保育所送り迎えもちゃんとしてはるで~。
ほんま、あの人、男尊女卑まるだしやし。
恥っず~~。

 ※「おためごかし」↓↓
  表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。


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奨学金滞納者のこと。

今朝の朝日新聞に「奨学金 滞納1万人」という記事があった。

法律事務所で「破産」を扱っていると、
若い破産者の「債権者」に、よく「日本学生支援機構」が出てくる。
大学を卒業しても簡単に正社員になれるわけではなく、
スタート時点で大きな負担を背負ったまま、さらに生活苦から借金を重ねる構図。
特別デキの悪い子が、そういう状態になるってことじゃなく、
ごく普通の、怠け者でもなんでもない子が、背負った負のスパイラルに巻き込まれていく感じ。
無利子の奨学金を受けられるのは、いまや一握り。
銀行の利息が1パーセントを切って久しいにも関わらず、
年利3パーセントで借りた金を返さなければならない。
しかも、それは全部、「教育を受けるための費用」。

今、オランダや北欧の教育が注目されている。
橋下さんが、尾木ママの「留年制度コメント」を表面だけさらって、
「日本の小学校にも留年を」なんて言うてる。

だけど、かの国々は、もちろん大学まで教育費がタダなんやで。
1人1人の子が置かれている環境の前提があまりにも、あまりにも違う。
経済格差が教育格差になり、それに抗うために奨学金を受けたとしても、
その負担は、全部その子にのしかかる。
まさに「自己責任」の結果が「破産」。

「教育の目的は自立を教えること」。
これは、北欧では当たり前のこと。
そして、橋下さんたちも、同じことを言う。
だけど、かの国々の社会では、子どもが自分でまず立ってみようとする時、
少しぐらいグラついても、立てるだけの支えがある。
支えもないのに「自分で立て」と言うのを「自己責任論」と言うんでないかい?

司法修習生の給費制も廃止されようとしてる。
弁護士になろうとする若者に、修習生時代の貸与額300万円近くを負担させるという。
スタートがマイナスになってしまうなんて、どんなに足かせになるやろう。

若者にツライ負担を背負わせて、
この国をどうしていきたいのか、見えてこない。
「人材育成」って、どんな人材を育てたいのか、見えてこない。


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「大阪市政だより」むむむ。

今朝、「大阪市政だより」が朝刊に入ってた。 
橋下市長がガッツポーズで笑う写真&抜本的改革に向けて当初予算案を編成!という表紙。
おぉ、「現役世代への重点的な投資」ってなーに??気になる、気になる~。
ワクワクする~。で、ページをめくると・・・。

○ 医療費助成・・・通院中学校修了まで。
   うんうん。全国から見たら遅れてたもんね。大阪も、やっとの感。

○ 妊婦健診・・・ 標準検査実費無料化。
   必要やね。全国最低レベルやった大阪も、やっとの感。

○ 待機児童解消・・ 認定こども園、保育所の整備等、
          年度途中入所対策事業の拡充、個人実施型の保育ママ事業
   れれ?で、新しい保育所の建設とは一言も書いてない。

○ 塾代助成試行・・ クーポン交付。
   あー、これ言うてはったとおりやね。金額はわからんけど。

○ 児童虐待・・・・・ 施設入所児童の退所後も総合的に支援。
           相談センター体制の強化
   警察OBを雇い入れるって話?強化の中身は?

○ 中学校給食・・・ ・デリバリー弁当の中学校給食を開始。
   え~、やっぱデリバリー弁当なのか。

○ 小中学校への空調機等設置
       ・・・ 平成25年度までに全中学校の普通教室に空調機、
           平成24年度中に小・中学校に扇風機設置。
           それによって、授業時数をさらに確保する。
           災害時の避難所としても活用。
   そうそう、小学校は学校選択制の実施後にクーラー設置するらしい。
   つまり投資が無駄になるかもしれないから、まだつけないのね。
   小学校、扇風機だけかぁぁ。で、土曜日も授業すんのかぁ。

○ 雇用対策・・・・・ しごと情報ひろばをハローワークと一体運営。
           39歳以下向けの「ジョブアタック事業」を拡充。
     ※「ジョブアタック事業」とは ↓↓↓
       未就業の若者が人材派遣会社と雇用契約を結び、
       常用雇用を前提に市内の中小企業(派遣先)で働くことをあっせんする。
       一定期間働いた後は、双方の希望が合えば、正社員として働くことができる。
       (計300人を募集)。
    え?派遣のあっせんだけ?しかも300人?

てな感じで、すんごい画期的な重点策とも思えないのは私だけ??

ただの派遣のあっせんを「ジョブアタック事業」と呼ぶあたりがアタラシイのかも。
「双方の希望が合えば正社員として働くことができる」って、フツーそうやん。
希望が合わなければ正社員になれないってのも、フツー。



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橋下さんとサラ金利権。

夕方、読売テレビ情報ネットtenってニュース番組見てたら、びっくり。
改正貸金業法のせいで、中小企業が困ってるぞ~!って宣伝する特集。
経産省の元官僚の方が言うには、
「つなぎ融資」が一時的に必要なだけの、返済能力のある中小企業に対しても、
総量規制に縛られたサラ金が、金を貸せなくなったために、
中小企業がヤミ金に走るしかなくなってる。
だから改正貸金業法はアカン・・・ねんて。
そんで、橋下さんが知事時代に言うてた「貸金特区」構想ってのを、やたらとヨイショ。
えーっ!あの、商工ローンの元顧問弁護士まるだし構想?
今度は、大阪だけでなく、
政府ぐるみで「高金利&貸し放題復活」全国キャンペーンするつもりかな。

そういえば、これって、
待機児童多いから保育ママが必要、とか
子どもの学力落ちてるから一斉テストで競争させろ、とかと同様、
おなじみ橋下さん戦法で、問題すり替え&矮小化パターンやった。
発想が雑やねん。

そもそも中小企業が追い詰められたのは、
橋下さんが中小企業振興費やら商工振興費削ったのも一因やん。
中小企業セーフティネット融資だって、条件厳しくなってるし予算も縮小してる。

待機児童が多いなら保育所作る、とか
学力落ちてるなら少人数学級にして教員増やす、とか
中小企業がつなぎ融資に困ってるなら公的融資枠や条件緩和するとか、
普通、そっちじゃない?
そやのに、何でわざわざそっち~?
何で、ヤミ金よりマシ程度の高利貸しで資金調達せなアカンのか。
ややや、ここでも「自己責任」なわけね。
選べるツールは用意するから、勝手に選んで自分で責任とってね。ってこと。
「中小企業のため」「あなたのため」って、ええように言うてもろたら困る。

貸金業法が元に戻って、グレーゾーン金利が復活したら、
いちばん喜ぶのは、中小企業やと思う?
フツーに考えたら、サラ金会社やんね。
おかしな論理で、善良な市民を利権キャンペーンに巻き込まんといてほしいわぁ。


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続・橋下さんが「保育ママ」押し。

橋下さんが「保育ママ」押し、って前に書いた。
大阪の保育所は、基本的に民営化していき、
保育士資格とかなくても「やる気」のある子育て終了世代に「保育ママ」をやってもらう。
そーすれば、待機児童は減るし、中高年の仕事は増えるし。
というのが橋下さん&維新の会の主張。

その後、「子どもと保育ママ2人っきりとか怖いんちゃうん?」などの批判が出て、
「保育ママは2人体制にする」とか言い出してる。
えーっと、私としては、素人のおばちゃんが1人でも2人でも、
「保育ママ」に預けるより、保育所に預けたいんですけど・・・。

知事時代から、橋下さんが主張してきた「保育所待機児童バウチャー制度」は、
なんと民主党の「子ども・子育て新システム」とそっくり。
つまり、親と保育ママあるいは施設の直接契約が基本になる。
金券配られて、後は自分でお金プラスできる人はええとこ選ぶし、
プラスでけへん人は、そこそこで我慢するしかない。
受け入れ側も商売やから(保育ママにしても各種保育施設にしても)、
お金、とりっぱぐれたくないし、「客」の質は選ぶことになるやろう。


保護者は保育サービスを自由に選択でき、“子どもを保育施設等に預かってもらえる”“働くことが可能になる”、加えて「保育ママ制度の充実」により、子どもを預かる側は“収入が確保できる”という一石三鳥のメリットが生まれます。菅総理(当時)が新成長戦略で描かれている「第三の道」、いわばソーシャルビジネスの創出にもつながると考えています。
(2010年7月大阪府広報)


これって、要するに「公」の責任放棄であり、完全自己責任化への道。
それを、体よく「自由な選択」と名付けてるだけやんね。
保育がビジネスで何が悪いねん。と居直られても困る。
教育も保育も、社会の成り立ちを支える根っこの仕事やん。
お金があってもなくても、誰にとっても「必要性」に変わりはない。
だからこそ、「公」が責任を持ってきたことやのに。
民間は「公」よりサービスがええんやから、民営化した方がいいって?
認可保育所に入れる人と、入れない人の間で不公平感が生まれてるって?
はぁ~?これ、得意の論理のすり替えと分断作戦。
サービスが悪いなら、「公」がサービス向上させればいい。
必要とする人の数だけ認可保育所をきちんとつくればいい。

ええようにデコらんと、本音を言うてほしいな~。
そんなとこに、お金使いたくないねん。
サービスは全部、市民が自分で買って、自分で責任とったらええねん。って。
「選択の自由」は「自己責任」とセット。
ありがたくなんかないよ。


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教育基本条例に反対するシンポジウム

「子どもたちの未来と大阪の教育 ともに考えましょう」ってことで、
教育基本条例に反対するシンポジウム@守口市、参加してきました~♪
舞台かぶりつきポジションをGETしたので、
眠くなることもなく(←失礼)、目を見開いてお話が聞けた。

教育基本条例って、やっぱし、
「っつーか、それ、子どものため?」ということに尽きる。
そして、これが、全国的に波及していくやろうという危機感もみなさん感じてる。
こういう集会って、「みんな同じ気持ちやね」って確認するだけでなく、
どうやって、コトの本質を自分の周りに広げていくかってことが大事よね。
最後に、やつれ気味の香山リカさんも滑り込んで、ええ話してはった。

印象に残ったのは、大阪のええところは、雑多な、多様なところだというお話。
長年、家も仕事もない多くの人々が、他府県からあいりん地区に流れ込んできてる。
大阪は、外国籍の親や子どもたちの数も多く、教育現場はがんばって受け入れてる。
それって、実は大阪のおおらかさや懐の深さでもあるよねってお話。

そういえば、少し前に、毎日放送の西靖アナが、橋下さん相手に、
「大阪の生活保護受給者の多さは、大阪に行けばなんとかなるって、
外から思われてる輝かしさで、温かみとして残してほしい」とか言うて、
「ほんなら、お前が税金全部負担するんかい」とやっつけられてたなぁ。寒かった。
生活保護費=税金の無駄 ってどーなん?
だって、生活を底上げすることは、一時的には負担になるけど、
絶対に未来につながることやん。
生活保護止めて、あいりん地区からおっちゃんら、ただ追い出して、何の解決になるんやろう。
行くあてのなくなった人がさまよう殺伐とした大阪が残るだけ。
「温かみ」ってのは、何も無責任な上っ面の言葉じゃない。
人が生活していくために、必要不可欠な要素やと思う。
政治は人の生活を支えるためにあるんやから、温かくなかったらアカンねん。

守口教育シンポ

実は、私自身、檀上で発言する機会をもらった。
内臓が口から出そうなくらい緊張したけど、
「生活に根ざした言葉で、橋下さんの政策を問うために、
『パパママのネットワーク』を作りませんか?」
てなことを言わせてもらった(言えてたかどーかわからない)。
どーやって活動していこうか、なーんも具体化してないけど・・・。
大阪の現役保護者のみなさん、一緒に「子どものため」の教育を要求しませんか?
政治的なこと、ムツカシイことはともかく、
橋下さんがキィキィ言うてることから子ども守りたい・・・、
その一点で手をつなぎませんか?
どうぞ私宛にメールをください。
他府県のおとーさん、おかーさんからも活動のアイデア募集中です。
なにとぞ、よろしくお願いします~。


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これは橋下さんの分断作戦。

橋下大阪市長が、「若者えこひいき宣言」やって。
ほんで、出してきた政策が、
 ①妊婦健診の無料化
 ②認証保育所の導入や保育ママ制度
 ③子どもの通院医療費助成対象拡大
 ④若者の海外留学向け奨学金や学習塾代の補助制度の新設  などなど。
①と③は、大阪市が他の自治体から大幅に遅れてる部分やから、
いばって導入したところで、全国レベルになるかどうかぐらいの話。
②は、せやから、ちゃんとした認可保育所建てて言うてんのに、お茶にごす作戦。
④は、なんじゃそら?              ⇒「橋下さんが『保育ママ』押し」

若者や子育て世代に必要なのって、何よりもまず雇用対策やん?
妊婦健診無料になったって、橋下さんの他の政策と抱き合わせ方式やねんから、
その先、お金がない人はええ保育や教育選ばれへん。
留学や学習塾ったって、そこに至る条件が厳しいんやと思うけど。
「活力」って何?モヤ~ンとした政策・・・。

そんで、お年寄りには「北風政策」らしい。
 ○市営地下鉄やバスの敬老パス見直し
 ○国民健康保険料の市税負担見直し(←これ世代関係ないよ。これが本丸?)
 ○高齢者・障害者世帯の水道料金免除見直し  他にもいろいろ具体的。
ありゃりゃ、若者政策に比べてガッチリしてるね。やる気やね。

世代間格差は、現に存在するし、
若者に手厚くする必要は絶対あると思う。
でもね、橋下さんの政策、細かく見ていったら、
現に貧困にあえぐ若者も、ギリギリの年金生活者も、どちらも救わない。
特に、国民健康保険料の市税負担部分をなくせば、
国保の多い老人世帯だけでなく、非正規雇用の若者にも打撃になるやろう。
なのに、ことさらに若者持ち上げて、高齢者を切るような発言は何のためか。
それは、世代間で「分断」させるためやと思う。

これらの報道を知れば、
団塊世代を中心とした「物言う中高年」は、「高齢者イジメだ!」と騒ぐやろう。
それこそが、彼らの狙いなんやと思う。
高齢者の受ける実害は、実は世代に関係なく全市民も直撃するものになっていく。
むしろ、将来的には、いちばんの被害者は若い世代になるやろう。
若者が、しょぼい恩恵に目くらましされて、橋下さんを「代弁者」あつかいしてる間に、
実質的な「公」の「責任放棄」と「自己責任化」がスムーズに進められる。
少しくらい高齢者の票が逃げても、「分断」の効果の方がはるかに大きいはず。

大阪に今、必要なのは、リニアやら大風呂敷の企業誘致話や、
「活力活力」って目くらまし政策じゃなくて、セーフティネットの補強やと思う。
現に貧困にあえぐ層を底上げするための政策がないと、さらなる荒廃が進む。
目先の、それも怪しい皮算用の大規模開発と違って、
底上げに投資することは、大阪の未来につながるもの。
弱者に税金使うとキリがないみたいに言うけども、
生活再建の道筋をつけることは、予防医療と同じで将来への投資。
中小業者を安定させて若者の雇用を確保し、
保育や教育、医療の機会を平等に提供し、
貧困を再生産させないための「公」の地道な政策こそ必要。

だけど、橋下さんたちが目指す「新自由主義」は、
「公」の地道さを投げ捨てることで成り立つもの。※
私たちは、「分断」されたら、一緒にまとめて切り捨てられる。
若者も高齢者も、「自己責任」に追いやられるのは同じ。
橋下さんに、乗せられたらアカン。
このやり口、またまた要注意!!

※「新自由主義」と「分断」の手口については、ぜひ
「橋下人形と新自由主義の大実験 その1~その4」をお読みください。

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震災から17年、ずっと棄民政策。

阪神大震災から17年。
兵庫県や神戸市で今、被災者が復興住宅からの立ち退きを迫られてる。
阪神大震災では、県や市が新しく復興住宅を作る替わりに、
UR(都市再生機構)や民間の賃貸住宅を借り上げる形を多くとった。
それが、最長20年の契約期間が切れるから出ていってほしいらしい。
そこには、復興事業の土地区画整理で土地を手放した住民も含まれてる。
そもそも、借上げ期間について入居者に説明がなかったのも問題。
んなアホな、それやったら土地返してよってな話。

完全に住むとこ失くした人らも、仮設から、近所中バラバラにされて復興住宅移って、
やっとの思いで生活の足場を作ってきたやろうに。
しかも、多くは高齢者。
10万や20万のお金渡されても、放り出されたら人間関係なんか作り直しできひん。
この渡されるお金も、早く退去した人には多く出すっちゅうあざとい方式。
入居者が必死の思いで書いた「市長への手紙」に対する神戸市側の回答も怪しい。
もう復興支援とか意味ないし税金使うの嫌やねん、みたいな。
個別の状況に応じて対処すると言うてるけど、
ほんなら何でこんなに住民は困惑してんの?⇒産経ニュース

震災当時からそうやったけど、兵庫県も神戸市も立場の弱い人に超冷酷。
ほんで一方では、ガラガラの神戸空港とかうれしそうに作ってさ。
「平清盛」で、わーい、観光や、金や、金や~!って浮かれてさ。
なーにが「汚い画面で見る気にならない」「NHKに申し入れる」やろ。
んな、アホな発言してる暇があったら、
この17年、たくさんの人を置き去りにしてきたこと直視してもらいたい。
東北で、同じことが起らんように、ちゃんと見張らなアカンわ。


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橋下さんが「保育ママ」押し。

橋下大阪市長が、「保育ママ」の希望者を全員登録するらしい。
全国初の「完全登録制」っていばってるけどさ~、
他んとこは、応急措置ってわかってるから控え目にやってんのに、いばってやることか?
保育士の資格がなくてもOK。子育て終わった主婦の雇用創出になる。
って、人材派遣会社のつもり?
マンションの一室で、素人のおばちゃんに子ども預けたら待機児童カウントはゼロ?
「保育」を何やと思ってるんやろう。

ママはみんな、ちゃんとした保育所があれば保育所に預けたい。
保育士は専門の知識を持った人やし、保育所は子どもの環境に必要な条件をクリアしてる。
運動会だって、発表会だって、
どんだけ、たくさんの友達の中でもまれた我が子の成長がありがたいか・・・。

「資格がなくても子育ての経験がある中高年の雇用」って言うけど、
それやったら、子育て経験のない保育士は、ちゃんと保育できてないか?
保育士は、ものすごく高度な専門職やと思う。
子育て経験がなくても、きちんと正確な知識を持ってて、
なにより現場で成長して、集団の中で育ちを助ける保育をしてくれてる。
子どもの家庭環境によっては、親をサポートする強力なよりどころにもなる。
しかも、真っ先に雇用創出せなあかんのは、
保育士資格をとったばかりの若者じゃないの?
若者こそ就職超氷河期のまっただ中にいてるんやんか。
そして今、彼女(彼)らを保育士として育てへんかったら、将来「保育」の質はどうなるん?

橋下さんは、「保育」がどうなろうと知ったこっちゃないんやろうと思う。
彼らがやりたいのは、「公」の責任放棄と完全自己責任化。
その保育ママを選んだあなたの責任、子どもを預かる仕事を選んだあなたの責任。
数字の上だけで待機児童の解消を考えてるのは見え見え。

子どもは、そんなブラック企業感覚であつかえるような安っぽい商品じゃない。
子どもは、環境によって成長方向が変わってしまう生き物。
事故があったら取り返しがつかへん「命」がある。
こう言うても、きっと彼らは鼻で笑うやろう。
だけどね、ママ達は「命」に敏感なんやで。
なめんなよ。


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自己責任なんて言わせない。

あけましておめでとうございます。
というのも何か、はばかられる2012年。

寒い寒い仮設住宅で、身をちぢめて年を越した人もいる。
放射能に脅かされながら迎える正月もある。
今年の作付けや種まきのこと、補償のこと、
抱えきれない難題を背負わされた誠実な生産者がいる。
ラインの部品みたいな派遣労働、強制連行さながらの原発労働・・・、
それぞれの現場で、ぽつんぽつんと迎える正月もあるかもしれん。

以前、「年越し派遣村」に税金で支援がついた後、
たくさん非難があびせられた。
わずかな金をもらってトンズラする奴がいる!とか。
自己責任で食いあぐねてる奴に税金使うなんて!という非難。
政策として有効やったかどうかは別として、了見の狭い意見の多さが気になった。
こうなると、ほんまに弱肉弱食。

正社員が派遣社員の権利拡大を拒み、
派遣社員が生活保護受給者を妬んで、
「みんな自分の力で必死にがんばってるのに」と小さな火がつく。
それに油をそそぐのが為政者がふりまく「自己責任論」。
同じ生活者どうしを分断するのは、政治の役割をぼかすため。

そんな罠にはまってたらアカン。
とりわけ、誰が若者から正社員の口を奪ったのか。
「若いやつは努力が足りん」なんて、
無知と無理解で突きはなして、個人の問題に矮小化してたらアカン。
政治の責任をガッツリ指摘せなアカン。
今、生活の苦しいさなかにいる人自身に、
「闘え!声をあげろ!」というのではなく、
声をあげられる場所にいる人から、政治の責任を問わなアカン。
声あげるのって結構しんどいねんけどさ・・・。
子どもの未来につながる社会やもん。
ママは今年もがんばるよ~。


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ママたちは政治を考える!

今、ママたちが政治を考えはじめてる。
それは、自分たちの生活が脅かされている実感があるから。
そして、子どもの未来が見えないから。

私は、母親になるまで、自己肯定感が乏しかったからか、
世の中で起こっていることにあまり実感がなかった。
だけど、子どもを持ってはじめて、社会に関わることの意味、「責任」を考えるようになった。
ここでいう「責任」は、「自己責任論」の「責任」と似て全く非なるもの。
社会がどこに向かって進むのか、自分らはどんな社会を残そうとしているのか、
確かめ、造り、闘い、そして見届ける「責任」。
家族や恋人や自分自身・・・愛し方はいろいろあっても、
世の中に「愛着」を持って生きていれば、その愛から生まれる「責任」がある。
「大津波がこの位置まで来た。ここより下に家を建ててはならない」
と、150年前に石碑を残した先人のように。

だから私は、
掃除機をかけながら、晩御飯を作りながら、子どもを抱っこしながら考える。
なぜ原発事故は起こったのか、
なぜ若者にまともな職がないのか、
なぜ自分の国で食べ物を作らないのか、
なぜ自分の国に他の国の軍隊がいるのか・・・。
それが、誰の強欲のために準備されてきたことなのか。
・・・決して私たちのためではない。

そう考えていくと、
私のように、社会に「愛着」を持って、生活の渦中にいる人間は、
実は多数派なんちゃうかな~、と気づく。
橋下さんに投票したママも、投票しなかったママも、
同じように子どもを愛していて、社会に「責任」を感じている。
社会をつなぐ前提である「公共」を、破壊した先にある「自己責任」の中ではなく、
私たちは、「公共」の中で「責任」を果たしていきたい。
同じ立ち位置にある者どうし、手をとりあって未来を守りたい。

おかしの家 ←「おかしの家」すぐつまみ食いしようとする・・・。

橋下人形と新自由主義の大実験 その1~その4
多くの方が読んでくださり、感想を寄せてくださいました。
ほんとに、ほんとに、ありがとうございました。
どうやったら多くの人と手をつないで橋下さんに対峙できるか、
考えながら行動に移していきたいと思います。
みなさんが一緒に知恵をしぼってくださると、すごく心強いです!


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橋下人形と新自由主義の大実験 その4

「橋下人形と新自由主義の大実験 その3」のつづきです。

確かに、新自由主義がめざす「小さな政府」が進むその先には、
セーフティネットから、こぼれ落ちる貧困層が、
モノ言わぬ「派遣労働者」になったり、
恣意的な教育がやりやすくなって、利用しやすい愛国意識が根ざし、
やがては「独裁」に似た扇動型政治、そして戦争という道筋も見える。
新自由主義先進国、アメリカのように。

だけど、それを、もっと前の段階で止めようと思うなら、
「反独裁」を叫んでたらアカン。
人形橋下さんを操る財界の目的は、「独裁」ではないから。
新自由主義の目的は、
「公」の「完全自己責任化」と「責任放棄」。
これを、市民にあばく努力をせなアカンと思う。

しかも、この流れは、橋下さんがはじめる大阪大実験に限ったことではなく、
国政とその背後にある財界が、すでに準備してきたこと。
何も橋下さんの「好み」や「思いつき」の話じゃない。
派遣法改正、郵政民営化、司法制度改革・・・、
そして今、「子ども子育て新システム」も「TPP参加」も、
「社会保障と税の一体改革」も、同じ新自由主義のプロセスなんやろう。

大阪を先頭に社会が流されていく方向を、「独裁」という言葉に閉じこめたらやばい。
「独裁」という言葉で、市民との間に溝をつくるのは、相手の思うつぼ。
財界がすすめる新自由主義の利益と、対極にいる者どうしが「分断」されてしまう。
まんまと「分断」作戦にのせられてしまう。
私らは、同じ不利益を被る立場なんやということを、クリアに伝えることこそが大事。

今、すでに、この大阪で大実験がはじまってる。
市民運動は、急いで態勢を整えな間にあわん。
このままでは、市民どうし、つなごうとする手が離れて行ってしまう。
私は、私の立ち位置から見えることを、クリアに説明することで、
多くの人と手をつないで、子どもの未来を守りたい。
でも、それは、私ひとりの力ではどうにもならんから焦ってる。

だから最後に、これを読んだあなたが、私と危機感を共有してくださるなら、
「反独裁」を叫んで、自らその言葉にのまれてしまうのを止めてください。
鮮明な対立軸で橋下さんたちに対抗できるよう、私と一緒に軌道修正してください。
どうか、どうか、お願いします。


「橋下人形と新自由主義の大実験 その1~その4」おわり。
―――連日、お読みいただき、ありがとうございました!
   感想メール・コメントお待ちしています。


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橋下人形と新自由主義の大実験 その3

「橋下人形と新自由主義の大実験 その2」のつづきです。

橋下さんのやろうとしてることが、「独裁」ではなく、
その逆の「完全自己責任化」による「責任放棄」やというのは、どう現れてくるんやろう。
キーワードは「義務」やと思う。

たとえば、「教育基本条例案」では、保護者の義務というのを異常に強調する。
本来なら教育を受けるのは子どもたちの「権利」。
保護者と行政が、教育を受ける環境を与えなければならない。
ところが、条例では、教育というカテゴリーの儲からん部分を、全部、保護者に押しつける。
不登校になるのは親の責任。
社会常識を身につけさせるのは全て親の責任。
クラブ活動は、親が運営するべき。
それは、保護者の「義務」。

いろんな学校を選べるとか、
お金を出せばいい教育を受けて、いい環境でスポーツができるとか、
選択肢が与えられると、「選ぶ権利」が与えられたと勘違いしがち。
でも、不登校の子や、家が貧乏な子は、学校を選べないし、
いい教育を受けることも、クラブ活動をさせることもできない。
まして、学校で社会常識を身につけたいなんて思いちがいすんな、と。
「義務」を果たさない保護者の子は知らん、ということ。

スリム化した行政にしてみれば、そういう安上がりな学校運営が必要。
それは、「小さな政府」とセットで導入しなければならない。
競争をあおって、テストの点数上げまっせ~という「民間」を参入させ、
結果は、そのサービスを選んだ保護者と子どもの「自己責任」になるというわけ。
そう考えてみると、「企業が望むエリートの養成」なんていう目標すら怪しい。
システムさえ「小さな政府」に対応したものにできれば、結果なんか重要じゃないから。

では、教師に対するしめつけや、「思想」に対する踏み絵は何のためなのか。
それは、「分断」を生み出す「エサ」やと思う。
このことで、教師と保護者の間に溝ができ、
「子どものための教育」なんて面倒なこと言う2つの勢力を、「分断」できる。
ほんとは「思想」なんて関係なく、
人間の入れ替えや首切りができる条件は準備されてる。

この人間の交換や首切りが、「思想」なんか関係ないことの証拠に、
たとえば、「職員基本条例案」では、
民営化する施設の職員などは、移動させずにその場所で首切りができるようになる。
所属する部署がなくなった職員も同じこと。
行政のスリム化の過程では、民営化や統廃合がかかせない。
公務員は「労働基準法」で守られてないから、こーなると立場弱い。
反抗的かどうかとか、その職員に落ち度があるかどうかとか、全然関係ない。
だけど、条例全体に「思想統制」のような威圧的なフレーズがならぶから、
まるで、「思想」に問題のある職員がねらい撃ちされるように見える。
この「思想」部分にひっかかって、「独裁条例だ~!」と騒げば騒ぐほど、
市民と公務員は、「分断」されてしまう。
そして、その陰で、実質的に機能する首切りシステムが、こっそり動き出す。

「分断」する必要があるのは、ほんとは利害が一致する両者やから。
教師と保護者、市民と公務員。
これらは、「小さな政府」によって、切り捨ての被害を被る人たちやから。


「橋下人形と新自由主義の大実験 その4」につづく・・・。

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橋下人形と新自由主義の大実験 その2

「橋下人形と新自由主義の大実験 その1」のつづきです。

「反独裁」を叫ぶ人たちに対して、市民は、むしろこう思うやろう。
「独裁?はぁ~?何言うてんの。
国旗国歌をないがしろにする先生なんかいらんがな。
仕事せーへんくせに、おいしい給料もらってる公務員もいらんがな。
何でもえーから、筋の通った『公共サービス』してよ」と。
そうして、市民と「反独裁」を叫ぶ人たちとの間で、「橋下さん像」が大きく食い違う。
「独裁」という言葉が、事の本質を隠してしまう中で、
「教育基本条例」や「職員基本条例」の本当の目的は進行する。

結果、橋下さんに期待して投票した多くの人が、
「あれ?何かおかしい」と感じた頃には、
誰もが平等に受けられたはずの「公共サービス」は消滅してて、
「地獄の沙汰も金しだい」的な「民間サービス」が取って代わってる。
それは、小泉さんに投票した若者自身が、
構造改革の中で、労働市場の「規制緩和」が進んだ結果、
「派遣労働」からぬけだせなくなったという現象と同じ。
「規制緩和」という言葉は、自由な市場が景気をよくする感じがして魅力的。
でも、その「自由化」は、「完全自己責任化」。

この順番で「大阪都」を見れば、それは「権限の集約」=「独裁」というより、
やっぱし「小さな政府」による「責任放棄」やろうと思う。
「大阪都」やねんから、「大きくなるんちゃうん?」って一瞬思うけど、
「大阪府」と「大阪市」が分散して持ってた大きな権限を1つにしてしまうんやから、
行政機関の小規模化、縮小になる。
1つにまとめた大きな予算を、思いっきし大手ゼネコンに使えるし、
儲からん市民サービスは、「ハイ、自分でやってちょーだいよ」てなことになる。


橋下人形と新自由主義の大実験 その3」につづく・・・。


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プロフィール

ゆりひなな

Author:ゆりひなな
落語とハンドメイド、そして平和を愛する3児の母。
大阪市都島区における日常生活の記録です。
おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

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