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大阪の空気感。

こんなこと、なんで普通にまかり通るようになったんかなぁって思う。
大阪で起こっている数々の横暴。
これが、全国に波及していくサマを、見ることになるんやろうか…。

橋下氏が、女性新聞記者を名指しし、口汚く罵っている。
彼女が書いてもいないことをあげつらって、
新聞社に取材拒否をちらつかせ、一方的な謝罪をさせている。
彼女が本名でやっているツイッターアカウントを、
自分のツイッターにわざわざ記載し、
自分の信者を誘導し、扇動し、彼女を脅すよう仕向けている。
そして、新聞社は委縮し、沈黙している。

委縮しているのは、新聞社だけではない。
市役所も、教育委員会も、教員も、地域振興会も、
それぞれに、予算配分や労働者としての地位や、処罰をちらつかされ、
こわばったまま、動けないでいる。

例えば、大阪市教育委員会主催の「熟議学校選択制」の委員会。
学校選択制について、広く意見を聞く場をつくろうと、
PTA、校長先生、区長、公募委員など、
代表20人が、半年にわたって議論を重ねてきた。
その「報告書」は、多くの反対意見も含めた両論が併記された。
すると、橋下氏は、即座にこの委員会を全否定。

選挙で選ばれ、民意を代表しているのは自分だ、と。
だから「熟議委員」など、意見を言う資格はないのだ、と。

区長が学校選択制を入れない判断をするなんてありえない。
なぜなら、区長は選挙で選ばれたのではなく、
民意である自分に選ばれたのだから、
自分の顔色を見て仕事をするのは、当然のことではないか、と。

パブリックコメントは、いっさい読まない。
意見公聴会で反対の意見が出れば、
反対派しか来ていないのだから市民の声ではないと言い切る。
賛意を示すかどうかで、マスコミに順位をつけ、あからさまに差別する。

そして、いちばん怖いのは、
そういう状態に、誰もが沈黙していること。

やがて、私の口も封じられるんやろうか。
私だけでなく、
橋下氏に期待している多くの市民にも、いつか、
縮小していく公的サービスや、恣意的な優先順位に違和を感じたとき、
その矛先が向けられるんやろうか。

私が生きてきた間に、こんなこと、あったやろうか。
話に聞く戦前とは、こんな状態のことなんやろうか。
とても、怖い。
民主主義を死なせたくない。
今を、終わりのはじまりにしたくない。
このことを、多くの人と共有したい。



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高校の統廃合@大阪

大阪府教委では、今、府立高校の学区撤廃(平成14年度)に向けて、
「府立高校の再編整備」計画が進んでいる。
   資料はこちら⇒府立高校の再編整備

この再編整備(つまり統廃合)は、大阪府立学校条例に基づいてなされる。
3月に維新・公明・自民の賛成多数で可決されちゃった教育条例ね。

だから、「実現すべき教育内容」は、条例そのまんま。

=======================
 A グローバル社会で活躍できるリーダーの育成

 B 大阪の多様な社会経済基盤を支える人づくり

 C 置かれている環境にかかわらず、
   社会経済的に自立して生きていく人づくり
=======================

これを実現するために、
「生徒一人ひとりの多様な学習ニーズに答える教育課題や教育活動の提供」
つまり、再編整備という名の統廃合が必要ということ。

このABCの順番って、要するに、
日経連「新時代の『日本的経営』」(1995年)に記載されている
この3つの類型やんね?

======================
 A= 長期蓄積能力活用型グループ・・・エリート 

 B= 高度専門能力活用型グループ・・・正社員(一部派遣も?)

 C= 雇用柔軟型グループ・・・派遣労働
======================

ABCを言いかえれば「上・中・下」。
その階層に、高校生をあてはめるっちゅう、露骨な表現。

何が恐ろしいかと言えば、こういう階層を意図的に作り出すことが、
すでに、教育目標となっていて、それを具体化するために、
高校の再編整備(統廃合)が進んでいるということ。

定員割れしている高校ほど、しんどい子が通っている。
それらの高校が統廃合されれば、学区が広くなった分、
この子ら、みんな遠い学校に集められることになる。
(大阪府南部の子たちは、特に近くに高校がなくなると思われる)。
この子ら、通学電車代やら時間をかけてまで、学校に通えるやろか。
おそらく、モチベーションは保てない。
そしたら、この子らは、いったいどこに行けばいいのか…。

できる子や、家庭環境が安定している子は、
学区撤廃による受験制度の改変そのものを気にするだけで済むかもしれん。
でも、しんどい子は、その「制度」に門前払いされることになる。

現に、それが経済界の望む教育システムやったとしても、
そんな子を大量に社会に生み出して、経済発展なんてありえる?
なにより、こんな教育目標って何なん?
教育って誰のためにあるん?


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橋下さんと私たちの親和性。

維新が国政に出ようとしてる。
彼らの政策を見てると、とても復古的。
中でも教育は、多くの、すでに失敗した政策を、
臆面もなく、なぞろうとしてる。
なぜ、こんなにも新しさがないのか、
なのに、なぜ、こんなにも私たち世代は支持するのか…。

橋下さんは1969年生まれ。
私もほぼ同世代。

私たちは、いい大学に入っていい就職をすれば未来が開ける…、
それを信じて競争し、信じた結果が手に入らなかった世代。

私たちの受けた教育は、2つの価値観の狭間で、矛盾に満ちたものやった。
競争を勝ち切った者が生き残る権利を有するという価値観。
それから、戦争への悔いを背景に、どの子も大切に育てようという価値観。
橋下さんは、その矛盾によって、
生き残り競争の価値を下げられたと感じてるのかなぁ。
今、親になった私たち世代の多くが、
平等ぶった公教育のせいで、努力した人間が報われないんだという
橋下さんの苛立ちに共鳴してる。

彼は、今、戦争を悔いる価値観を、統制によって葬り去ろうとしてる。
統制は、財界が望む通り、公教育のスリム化にとって近道になるやろう。
だけど、その結果、どれほど多くの子どもたちが、
その痩せ細った教育からこぼれ落ちるやろうか。
この政策は、未来に責任を持ちえない。
だからこそ、私たち世代は、
苛立ちを公教育の解体に向ける短慮に気付くべき。

私たちは、経済ごと、やり直したいのかもしれん。
自分たちだけ、間に合わなかった、豪華客船に乗せてもらえなかった、
そんな気持ちで、不満をかかえながら中年になって。
でも、戻りたいと思う経済成長期は、破たんの原因をはらんでたよね?
原因が積み重なった末の破たんが、私たちに振りかかったんやったよね?
同じことをして、子どもたちの未来に破たんを押しつけるの?

安っぽい競争で培われた、根拠のない優越感や劣等感には、
未来を築く力なんかない。
橋下さん自身がそれを証明するやろう。

私は、わが子を孤独なサバイバルに駆り立てるのではなく、
わが子の世代が、手をとりあって生きる未来を準備したい。


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ゆりひなな

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おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

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●「ご存じ山田寺」みたいな。 ●橋下人形と新自由主義の大実験1~4 ●「百年目」 ●ロスジェネの迷走 

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