「誕生」中島みゆき♪

今日は亡き母の誕生日。

中島みゆきの「誕生」を聞くと、
いつもこのくだりで泣ける。

  Remember 生まれた時 だれでも言われた筈
  耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome
  Remember けれど もしも思い出せないなら
  私いつでもあなたに言う
  生まれてくれて Welcome

彼女にこれを伝えればよかった。
生きてるうちに言えればよかった。

大阪大空襲の直後にこの世に生まれた彼女は、
その空襲で父親が死んだことを知らず、
父親が死んだことによって、母親が追いつめられていることも知らず、
生まれた瞬間から、産まなければよかった子になった。

彼女は、生涯、生まれてきたことを歓迎されない子どもやった。
死ぬまでずっと、誰かに言ってほしかったに違いない。
生まれてくれて Welcome

ほんとはずっと思ってた。
ほんとは母が大好きやった。
でも、子どものままの彼女が許せなくて、
死んでしまうまで言えなかった。
死んでしまうと分かってたのに言えなかった。

言えなかったものは抱えとくしかない。
この歌聞いて泣いとくしかない。
後悔しつつも、人間なんてそんなものなんやろうなぁ、と思う。





スポンサーサイト

大阪市の公募校長が3ヶ月で辞める件。

今日知った中でいちばん唖然としたニュース!
「自己責任、自己責任」言うとった辛坊さんにブーメランが当たったことよりも、
全柔連の執行部がねぼけてるって批判されてることよりも、
私的には、これです。これ。

マジか?こいつ。
人の子ども、何やと思とんねんっ!

<大阪市>公募校長が着任3カ月で退職
毎日新聞 6月25日(火)20時49分配信
――大阪市初の公募校長として民間から4月に着任した市立南港緑小学校(住之江区、152人)の千葉貴樹校長(38)が、「経験やスキルを生かせる学校でなかった」として25日付で退職した。――

その理由がふるってる。

――「英語教育やグローバル人材の育成をやりたいと伝えたが、赴任したのは違う課題のある学校だった」と話し、配置や給与などへの不満を退職理由に挙げた。――

「オレ様が仕事してやるのに、しょうもない学校あてがうな!」みたいな?
ドキュン度満開。
違う課題~?上等やんか。それが公教育やんか。

――着任3カ月で退職したことで招いた混乱への認識を問われると、「謝罪するつもりはない。何も不祥事は起こしていないし、地域とももめていない」と述べた。――

さらに「ボクちん、悪くないもん」ときた。
ちょっとちょっと、地域の人も怒るで、しかし。(←やっさん風)

だいたい、公教育の、しかも小学校を何やと思とんねん。
勉強するっていうスタートラインに立つだけでも精一杯の家庭もある。
勉強できなくても、友だちに会いに来る子もいれば、
給食食べに来る子もいる。
勉強好きな子も、体育好きな子もいる。

子どもは材料なんかじゃない。
子どもが、機嫌よう学校に来て、機嫌よう帰ることがどんなに尊いか。
毎日、学校から帰ってくる子どもの顔、心配しながら覗きこんだことある?
学校は、友だちと一緒に勉強して、成長して、
自分や友だちを大事にできる力を身につける場所やんね?
集団の中で、生きるチカラをつける場所やんね?

アンタがしたい実験があるなら、個人的にやってんか。
ってか、アンタ、集団生活できてないで。
マネジメントたらエラそうにたれてんと、小学校行きなおしたら?

あ、そうそう、
この人の言いぐさ、おたくにそっくりやで、市長さん。
おたくも行きなおしはったら?

「あまちゃん」が好き。

NHKの朝ドラは、あまり見たことがない。
これまで熱心に見たのは、「ちりとてちん」ぐらい。
でも、今回は録画して毎週1週間分いっぺんに見てる。

「あまちゃん」の何が好きって、だんぜん春子(小泉今日子)!
頭ぶつけまくった青春時代を背負った、ツッパリで芯のある母親。
クドカン脚本すごくいい。
それぞれの世代が自分を投影できる人物が登場するとこが評価されてたけど、
それが、私なら春子なんかなぁ。

でもね、他の世代の登場人物も今までとは違うねん。
夏さんだって、「リアス」の常連だって、アキの担任だって、
登場人物それぞれが、自由で対等な立場やねん。
みんな生活感もあるのに、肩書きや役割にしばられてない自由さを感じる。

中でも春子は、母親やのに、自分の感情に正直。
わが子にすぐ「バッカじゃない?」って言う。
イライラしてるのを隠さないし、自分の母親にもみっともないぐらい反抗的。
自覚し、後悔も迷いもしつつ、ツッパリを続けてる。

春子を見てると楽になる。
自分が「母親」としてではなく「自分」として生きたい願望があるから。
子どもに暴言を吐いたらあかん、暴力もあかん、
親として世間からどう思われるかが、子どものためにも大事。
自分より子どもを優先させて考えなあかん…。
それほど自分を縛ってるわけじゃなくても、
母親らしくあらねばならないっていうプレッシャーは常にある。

私の亡き母は、ときどき「お母さんなんかやめたい」って叫んでた。
「何で召使いみたいにご飯作らなあかんの?」
「アンタら、ハタチ過ぎたら出て行って。もう、お母さんは嫌や。」
(↑これを小学生の私とかに言う。)
私は、毎度毎度、困惑はしてたけど、母に腹をたててたわけじゃない。
どっちかというと、「申し訳ないな~」と思ってた。
ああ、自由に1人で生きたいんやろうなぁ。
でも、毎日1人じゃ寂しいんやろうなぁ。って。

今、私の毎日も同じ。
子ども向けのアニメやドラマに出てくる母親は、
だいたいが穏やかで、物分りがよく、やさしい。
ベネッセの「しまじろう」なんてYouTubeで見たら、閉口するしかない。
ひとの背中に、「母親」の役割を重く重く乗せてくる。
もはや脅迫の域。

だけど、私は母のおかげで少しは楽。
お母さんをやめたかった母を思い出して、苦笑しつつ、
自分を大目に見ることができるから。
そんで、子どもにみっともないとこ見せながら、
大好きやのにしんどくなってしまう気持ちを言えるから。

春子は、自由に振る舞いながらも、
自分の不器用さも不自由さもわかってる。
クドカンの登場人物は、みんな素のまま生きてて愛おしい。
だから、「あまちゃん」が好き。

プロフィール

ゆりひなな

Author:ゆりひなな
おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

私のおすすめ記事

●「ご存じ山田寺」みたいな。 ●橋下人形と新自由主義の大実験1~4 ●「百年目」 ●ロスジェネの迷走 

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク
過去ログ +

2017年 11月 【1件】
2017年 10月 【1件】
2017年 07月 【1件】
2017年 02月 【1件】
2017年 01月 【1件】
2016年 04月 【1件】
2015年 10月 【1件】
2015年 05月 【3件】
2015年 04月 【1件】
2015年 03月 【1件】
2015年 01月 【5件】
2014年 11月 【2件】
2014年 10月 【2件】
2014年 09月 【1件】
2014年 08月 【2件】
2014年 07月 【3件】
2014年 05月 【3件】
2014年 04月 【2件】
2014年 03月 【1件】
2014年 02月 【4件】
2014年 01月 【4件】
2013年 12月 【3件】
2013年 11月 【7件】
2013年 10月 【3件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【4件】
2013年 07月 【4件】
2013年 06月 【3件】
2013年 05月 【2件】
2013年 04月 【2件】
2013年 03月 【5件】
2013年 02月 【4件】
2013年 01月 【3件】
2012年 12月 【4件】
2012年 11月 【3件】
2012年 10月 【3件】
2012年 09月 【3件】
2012年 08月 【5件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【7件】
2012年 05月 【8件】
2012年 04月 【7件】
2012年 03月 【9件】
2012年 02月 【9件】
2012年 01月 【16件】
2011年 12月 【21件】
2011年 11月 【23件】
2011年 10月 【25件】
2011年 09月 【29件】
2011年 08月 【30件】
2011年 07月 【20件】
2011年 06月 【17件】

ブックマーカーリスト
訪問者
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR