スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

盛られちゃったのね。

大阪のひったくりが激減してた件、やっぱし過少報告やってんね~。
だって、急に減る理由、他にないもん。
景気もぜんぜん良うなってないし。
「市長がごりっぱやから、市民も犯罪やめたんかな~」って、
んなわけないやろー。

<大阪府警>刑法犯過少報告 同一犯は「まとめて一件」(毎日新聞7月31日)
橋下氏「僕がプレッシャーかけた」 大阪府警の過少報告(朝日新聞7月31日)

記事読んでて思った。
これ、人間の心理として、めっちゃあるあるや~ん。

たとえば、「路上犯罪」と「いじめ」を置換してみる。

「当時は『返上』が合言葉となり、毎日の発生件数に一喜一憂した。
結果を出さないといけないという雰囲気が府警(←学校)全体に広まった」

「署の刑事課長時代(←〇○小学校の学年主任時代)、
ひったくり(←いじめ)が連続発生し、上司(←校長)に『すみません』と思わず謝った」

「幹部(→府教委)のプレッシャーを感じた部下(→学校)がつじつま合わせに走ったのだろう」

これ、「全国学力テスト」に置き換えてもアリ。
「平均下がるから学校来なくていいよー」とか、
「この子はカウントから外そう」とか、
実際、あっちこっちであったや~ん。

教育だけじゃないよね。
会社の業績報告だって、鉄道や飛行機の軽微な事故だって、
過少もしくは過大報告の動機は、プレッシャー。
ものっそ薄っぺらい成果主義。
子どもの成長に意味ないやん。
企業の健全経営に意味ないやん。
運輸の安全に意味ないやん。
とか、野暮なことは言いっこなしでw
盛って~♪盛って~♪盛られて~盛って~♪
もはや酩酊状態。

盛られた数値に一喜一憂って、うちらもおめでたいねー。

そのうち、「敵艦数隻を撃破せり」とかいう
日本軍の戦況報告みたいに、大本営ぐるみで盛ってくるんちゃう?
むむ、すでに、しこたま盛られてるか…。
「原発は安全です(キリッ)」も盛り盛り情報やし、
「脅威には、集団的自衛権で(キリッ)」も、盛ってる感満載。

いや~、もうオナカいっぱいなんすけど。






スポンサーサイト

「トンマッコルへようこそ」

観たかった映画を借りた。
「トンマッコルへようこそ」(2005年 韓国 パク・クァンヒョン監督)
すごく泣けた。

朝鮮戦争を画いてるのに、ファンタジック。
現実味がなくて、音楽が久石譲やからか、ジブリっぽい。
彼らが命がけで村を守るラストなんて、ナウシカそのもの。

違うのは、朝鮮戦争の傷の生々しさ。

ラジオも電話もろくにないあの時代、戦争に追い回された人々は、
どんなにか桃源郷を望んだやろう。
どんなにか見つかったら殺されるかくれんぼから離脱したかったやろう。
敵に怯える兵士も、敵が何なのか分からない。
ただ殺される村人も、なぜ殺されるのか分からない。
米軍が掃討作戦と名付け、処刑がイデオロギーに基づいた粛清だと言われ、
漢江にかかる橋が避難民ごと爆破されても、
とにかく、みんなが逃げて行く場所がなかった戦争。
命が何の重みも持たない期間が何年も続き、
何百万人もの人が自国内のどこかで命を落とした戦争。

極度の緊張と恐怖が続く中、
南北の兵士と米兵が、心も身体も救われた村があった。
殺し、殺されたくなかった。
助かりたかった。
平和の中で生きたかった。
朝鮮の大地に生えてるみたいな、その願いの方に、あまりに現実味があって、
観終ったあとも、くりかえしその願いが迫ってくる。
このファンタジーがあの国で大ヒットしたのは、
その傷があまりに深くて、いまだに癒されないからじゃなかろうか。

朝鮮戦争を知れば、世界の戦争の構図が見えると思う。
だけど、知らなくても、観てほしい。
観れば、戦争から逃げたかった思いの強さを追体験できる。
それはきっとどんな戦争にも共通のもの。
怖ろしいほど現実的なことをファンタジーの中でみる。
刺激される想像力が、戦争の正体を理解させる。
そういう映画やから。



「ご存じ山田寺」みたいな。

この間、久しぶりに大規模な野外集会に参加してみた。
特定秘密保護法も集団的自衛権も、もうヤバイからね~。

雨の中、いろんな団体が、それぞれの団体旗を持って、大集結してた。
「いろんな」と言うても、赤とかピンクとかうす桃色とか緑っぽい赤とか、
外から見たジャンルとしては、概ね赤系というか何というか。
だけど、それぞれの団体にしてみれば、「一緒にされたくない!」と思い続けてウン十年。
旗の違いは「主張もカラーも微妙に違うのよ!」の証。エッヘン。

そして、始まったリレー演説は、勇ましいものから説得力のあるものまで「いろいろ」。
う~む、しかし、何もかも「ご存じ」な人々に向かって、
「ご存じのとおり、秘密保護法は・・・」「ご存じのとおり、集団的自衛権は・・・」。
「そーだそーだ!」って、そりゃもう、「ご存じ」なわけで。
この「ご存じぐるぐる」、どうにかならんやろうか。

そういや、こないだ、20年ぶりに飛鳥歴史資料館行ったとき、
これと同じ感覚になったわ~。
あの資料館は、何といっても山田寺推しなのね。
展示といえば、山田寺発掘当時の新聞記事がずらり。
遺構のレプリカやら、出土品やら、なんやかんや。
ところが、もう、1982年の大発見を主張したくてしたくて、
肝心の山田寺の創建年代とか、歴史的背景とか、さっぱりわからんの。
どっかに、生命保険の但し書きぐらいの文字で記載があるんかもしれんけども。
いやあの・・・、私、そんなに山田寺にくわしくないんすけど、
誰か、この寺が何なのか、説明してくれへんかなぁ…、という気弱な私は置き去りの、
「ご存じ山田寺」感が満載。
ああ、山田寺を知らんことって、そんなに罪なことなのぉぉぉ。

という思いを、この大集会に紛れ込んだシロウトはするんじゃなかろうか。
集まる旗がなかったら、迷子みたいになるし、デモの隊列にも入りづらい。
演説の言葉づかいも、デモのお作法も、「ご存じ」のオンパレード。
こうなると、もうマニアやん。
マニア以外お断りやん。

自分の「ご存じ」と、他人の「ご存じ」は違う。
だけど、興味ない人にも、ガンガン知ってもらいたい。
知りたいって人には、がんばって説明したい。
覗いてみようって人はめっちゃウェルカム。
「教えてやる」んじゃなく、人が情報を得るのを手伝いたい。
だって、私にとっては、一大事なんやもん。
一大事って一緒に思える人を、増やしたいもん。

飛鳥資料館には、こんな感想を送ったよ。
「シロウトにもわかるように、シロウトの立場を想像しながら展示を工夫してください」。
よろぴく。エヘ。


プロフィール

ゆりひなな

Author:ゆりひなな
おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

私のおすすめ記事

●「ご存じ山田寺」みたいな。 ●橋下人形と新自由主義の大実験1~4 ●「百年目」 ●ロスジェネの迷走 

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク
過去ログ +

2017年 02月 【1件】
2017年 01月 【1件】
2016年 04月 【1件】
2015年 10月 【1件】
2015年 05月 【3件】
2015年 04月 【1件】
2015年 03月 【1件】
2015年 01月 【5件】
2014年 11月 【2件】
2014年 10月 【2件】
2014年 09月 【1件】
2014年 08月 【2件】
2014年 07月 【3件】
2014年 05月 【3件】
2014年 04月 【2件】
2014年 03月 【1件】
2014年 02月 【4件】
2014年 01月 【4件】
2013年 12月 【3件】
2013年 11月 【7件】
2013年 10月 【3件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【4件】
2013年 07月 【4件】
2013年 06月 【3件】
2013年 05月 【2件】
2013年 04月 【2件】
2013年 03月 【5件】
2013年 02月 【4件】
2013年 01月 【3件】
2012年 12月 【4件】
2012年 11月 【3件】
2012年 10月 【3件】
2012年 09月 【3件】
2012年 08月 【5件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【7件】
2012年 05月 【8件】
2012年 04月 【7件】
2012年 03月 【9件】
2012年 02月 【9件】
2012年 01月 【16件】
2011年 12月 【21件】
2011年 11月 【23件】
2011年 10月 【25件】
2011年 09月 【29件】
2011年 08月 【30件】
2011年 07月 【20件】
2011年 06月 【17件】

ブックマーカーリスト
訪問者
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。