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大阪市の学校選択制、チグハグ。

大阪市が検討している学校選択制。
やっぱし、どう考えてみてもチグハグ。

7月に可決した大阪市学校活性化条例16条には、
「学校選択制」と「指定外就学の許可基準緩和」が併記されている。
つまり、就学制度における規制緩和のうち、
この条例によって、2つのやり方を導入することができるわけ。
もともとは、学校選択制だけが記載されていた箇所に、
橋下さんがスルーしていた指定外就学というやり方が加えられたという、
その経緯は、たぶんに政治的らしい。

「指定外就学の許可基準緩和」っていうのは、
理由がある場合に指定校(校区の学校)以外の学校に行くのを認める、
その要件を緩和するということ。
大阪市はこれまで、他都市に比べ、この要件が厳しかった。
「越境入学は許さない」をスローガンに、校区を厳格に守ってきた経緯がある。
平成9年に「いじめ」を理由とした指定校の変更は認めてるけども…。

これね、他都市では、先に指定外就学の緩和があって、
その後に、学校選択制ブームがやってきて、
そしてブームが去って行ったんね。
だから、全国的に見れば何故このタイミング?
しかも、何で2つ同時に?というのもチグハグ要因。
さらに、区教委もないのに24区で個別に実施ってのも、
24区ったって、合区の予定もあるやろうにってのもチグハグ要因。

この指定外就学、例えば、
「(指定校より)自宅から最も近い学校に行く」
という要件を緩和した場合、
学校選択制の一押しメリットであり、
保護者が最も望んでいるとされる「近い学校」に行くことは叶えられる。

しかも、理由があっての指定外就学は、優先度が高いため、
より重い理由のある子どもから対応してもらえることになるやろう。
そうなると、学校選択制を併存させる意味あるのかな、というのが素朴な疑問。
どのみち、受入れ側にもキャパがあるから、
そんなに多くの希望者を受け入れられるわけじゃない。
指定外就学だって、希望者が多ければ抽選になるかもしれん。
その上、まだ学校選択制による自由な希望者まで入れる余裕あるんかいな。

もしも、A君がいじめを理由に指定外就学を認められた中学校に、
加害者B君が学校選択で入ってきたらどーすんの?とか、
えげつない矛盾も出てくるしね。

この2つ、規制緩和という点ではよく似てるけど、
実は大きな違いがある。

「指定外就学の許可」は、あくまでも市教委が許可するわけで、
校区の学校に行くことが叶わない事情があるときに、
市教委の責任で指定校を変更するということ。
つまり、行政の責任。

一方、学校選択制は、選ぶ保護者に責任があるとされる。
選ぶ自由と引き換えの責任。

これ、一緒くたにしてしもたら、
それこそ、保護者は責任とれるほど制度理解でけへんで~。
何で指定外就学を許可するだけで足りんのか、
何でそんなに選択による保護者責任をお奨めするのか。
そないに公は責任取り過ぎてると思ってる?

公教育って何?
自由って何?
消化不良のキモチワルさと共に、
やっぱり出てくる疑問は、なんで今?
今、やろうとする本当の目的は何?

で、結局、よく考えてみても、この問題意識に回帰すんねんなぁ…。
⇒「大阪市の『学校選択制』はスジが悪い


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No title

変なのがいっぱい集まっているようです
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201208/article_118.html

悪事を働いているマイノリティは少数なのですが
http://www.youtube.com/watch?v=mNrKyC2zpqA

政ごとはお祭りごと

「まつりごと」は「お祭りごと」だー。とオオサカは賑やかしにタレントを首長に選ぶ傾向があったけど、今回はとんでもないタレントを選んでしまったみたい。このタレントの「売り」は「無茶振り」だから始末が悪い。
政治に不可欠の公平性、透明性、民主主義など彼にとっては、おいしいイジリの対象でしかないのではなかろうか。
言われるように、まともな疑問と正面からの反論しか対応する方法は無いようです。

大阪維新の会が怖いです。

ゆりひななさん、残暑厳しい9月ですが、大阪はいかがでしょう?

なるほど、「指定外就学の緩和」と「学校選択制」は、全く別物なのですね。「指定外就学の緩和」という言葉を知らなくて、Googleで検索したら、この「軒づけ日記」が、一番上に出てきました。(笑)

教育こそ、行政の責任でしょう。憲法第26条にも、「すべて国民は、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と言っていますし。

また、観点は違いますが、1976年の国連人間居住会議(バンクーバー)で、「Basic Human Needs」を、「衣・食・住、教育、エネルギー、廃棄物処理、交通、情報通信、健康、文化、福祉、レクリエーション」と定義づけ、貧困層へのBHNの供給を、優先的に進め、「持続可能な開発」を発展途上国援助で進めていくことを提唱しています。

このBHNという言葉を聞いて、これこそ、地方自治体の仕事だ!と思いました。そして、「BHN」=日本国憲法第25条「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」だと思っています。

また、1976年の国連人間居住会議で、日本の教育についても、もっと、人権教育、環境教育、平和教育、開発教育(異文化の多様性を尊重する教育、特に発展国の外国人を差別しない教育)に、力を注ぎ、グローバルな視点を持つべきだという指摘が、されています。

論点から少し外れてスミマセン。

最近、橋下氏が大阪維新の会から、政党を作って自ら党首になり、次の衆議院選挙に、出馬させるというのが、怖いです。この政党には、私の人生で最も迷惑だった元・横浜市長の中田宏も、名古屋市長の河村たかしもいて、東国丸・元宮崎県知事にも声をかけているようです。しかも、党の人選には、「踏み絵」と呼ばれるミーティングがあるそうで、同じ価値観を持つ人間かを試すそうです。新自由主義は、いつから宗教になたのでしょうか?

一番ヤバいのは、自民・公明・民主で連立して、消費税引き上げ法案で、自民党も、民主党も、信用できないからと言って、大阪維新の会に、衆議院議員で圧勝してしまうこと。

これは、世界恐慌で、ドイツのマルクが暴落して、既存政党が国民の信用を失って、ヒットラーが政権を握った時と、同じパターンです。

「大阪維新の会 衆院選向け政権公約」で維新八策の中に、「統治機構の作り直し」「財政・行政・政治改革」「公務員制度改革」「教育改革」「社旗保障制度改革」「経済政策・雇用政策・税制」「外交・防衛」「憲法改正」というのがあります。

個人的には「公務員制度改革」が怖いですが、「教育改革」も、文部省に、大阪の教育基本条例と同じような法律を作られると怖いなぁ、と思います。

さらに、「外交・防衛」「憲法改正」って、日本を再び軍事国家に戻す反動政治をされそうで、本当に脅威です。

まだ、社会民主党も、日本共産党も、無党派だってあるのに、維新の会に、ヒーローがいるような錯覚を、国民が起こさないでほしいと思っています。

ヒットラー誕生の瞬間かも…

hide3190ymo様に同感です。
「もしかして、ヒットラー誕生の瞬間に立ち会ってあるんじゃないか?」
と思い、恐怖を覚えますね。
それこそ、ヒットラーのようだ、と言われた事もある元総理である●部氏を担ぎ出してくるあたり、当たらずとも遠からず…
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ゆりひなな

Author:ゆりひなな
おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

私のおすすめ記事

●「ご存じ山田寺」みたいな。 ●橋下人形と新自由主義の大実験1~4 ●「百年目」 ●ロスジェネの迷走 

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