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「産んでくれと頼んだ覚えはない」の正当性。

韓国ドラマ見てると、李朝の王様も現代の若者も、
ほんとに酷い親に翻弄されてよく嘆いてる。
で、もれなく「親を敬うことができない自分」に苦悩する。
親サイコー!親ソンケー!って何で?
とか、作り手もモヤモヤしてるからこそ、そんなドラマができるんやろけどさ。

あー、儒教の国は大変や…と、自国を見わたしてみると、
ありますあります、ここにもあります。
たとえば、THE親学関連の親守詩(親守詩埼玉大会のページ参照)

 ・ありがたさ 五七五では おさまらない

こんな感じのを子どもに作ってもらうのね。

で、これは、親子やりとりバージョン。
前半が子どもで後半が親。

 ・遠くの地 一人がんばる父恋し
    長男坊よ 家族任せた
 ・今の恩 大人になったら 返します
    その時までは まかせておいて

いやもう、子どもの口こじ開けて「ありがたいってゆえ~!」みたいな。
中にはほのぼのする詩もあるんやけどね。
そもそも、こういうイベントをやらかすマインドがキモイわけ。

「産んでくれって頼んだ覚えないし」って言いましたとも。中学のとき。
そもそも、人間がいつか死ぬって知ったとき、
まず、「えーー!じゃあ何で産むのよー。やめてよー」って思うよね?
死の恐怖は、生命を与えた者の、いわば原罪やと私は思う。
そんで、親も世の中も理不尽やったりすると、生まれたことは怒りに変わる。

なぜ、統治する側に儒教が必要やったのか、
あるいは今、親学のよーなものが必要とされるのか。
それは、原罪を覆い隠して、子どもを黙らせるため。
産んでくれたから親がありがたい、なんて本当は何の根拠もない。
この世がすばらしくなければ、その恩着せがましさは成立しない。
親たちは、それがバレるのがコワイのね。
子どもをコントロール下に置かなければ、反乱を起こすかもしれない。
権威や欲望にまみれた親の社会にとって、秩序こそが保身のカナメ。
家父長制とは、統治に便利な親の手法。

生活保護くれって言う前に、子どもを捜せって?
親の恩に報いるのは、子どもの努めやって?(←by片山さつき)
ようわからんまま親戚中丸め込まれて、貧困がぐるぐる輪廻してくれちゃう、
なんて便利な手法やろう!

で、そんな私も、親チームに入った。
とたんに「産んでくれって頼んでない」の正当性を失った。
いつ、この正当性を失うかは、個人差があると思う。
愛する人と出会ったとき、子どもを持ったとき、人生が楽しいとき…。
でも、一生、思い続ける人がいても当然と思う。
私は、子どもを産むことで罪を負い、人生を肯定した。というわけ。

だから、「親を敬え」なんて口が裂けても言えん。
なんやったら「産んでしもてごめんな」って思い続けてる。
先に生まれた他人の子どもたちが生きづらそうにしてるのを見るとき、
子どもが生きる未来の社会を想像するとき、
生きることを課してしまった自分の罪を思う。
そして、今思えば、私の親はきっとそんな思いを抱きながら私を育ててた。
私は、親を親やから尊敬してるんじゃない。
産んでくれたから愛してるんじゃない。

私には、子どもの人生に重い責任がある。
彼らが人生を愛せるような、そんな社会を残さなアカン。
子どもにスマナイと思うから、
子どものおかげで人生を愛することができたから。


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私もハングルやりだしました

こんにちは、私もハングルの勉強やり始めましたvK-POPにはまっちゃったからv
私もちょっと出来るようになったら韓国旅行しようと思っています。頑張りましょうね~v
親をソンケーしなければならない、と言っている人って「愛国心」を押し付けてくる人と同じな気がします。
大切なのは「ソンケーに値する」かどうかって事だと思うんですがね~
これ言う人=愛されるに値しない人
と思っていいと思っています。
感情の強制はご勘弁です。
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ゆりひなな

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おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

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