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学校、制服、クーポン、貧困。

「踊る!さんま御殿!!」でアンミカが子どもの頃の貧乏話をしてた。
アンミカと言えば鶴橋の子で、確か私と同学年。
いやまぁ、私は東成区やし、近くで同学年やったんやなぁ・・・くらいの認知度やった。
それが、聞けば聞くほど壮絶な貧乏ぶり!
中でも、明け方に鶴橋から3駅歩いて、平野の青果市場まで行き、
傷んだ果物をもらってきて食べてたという話はすごかった。
貧乏話も、それ乗り越えて今がある人が話せば、笑いどころも満載。
うちのかーちゃん、ちょっとヘンやったけど、故にネタがいっぱいあるのと同じでw

でも、近くで小学生やってたのに、そんなにも貧乏な家庭があるって知らんかった。
学校では在日の友だちが多かったし、
平野川越えた朝鮮部落には、貧しい暮らしがあるって大人から聞いてたのに。
なんでやろう。

思い返せば、小学校でみんなが制服着てたからかも。
私の住んでた町なら、貧困家庭の子も多くいたはず。
それでも、一応みんな同じ服着てたし、給食食べて元気にしてた。
放課後、どうしてたかは知らんけども。

少なくとも、大阪市内のあの辺の学校にとって、
制服と給食は、ものすごく重要なツールやったと思う。
ただでさえ、大人には差別意識がうずまいてるような地域にあって、
汚れ具合の差はあっても、同じ形のものを着てるあの安心感。
制服なら修学援助が使えるし、譲り受けやすい。
子どもやった私は、同じ服を着た子と、ただ遊んで楽しかった。

制服を、個性の圧殺や統制の手段として嫌う人も多い。
朝鮮学校なら、民族のアイデンティティを示すツールでもある。
でも、もっともっとそれ以前の、公教育の機会均等を思えば、
みんなと同じように服を着て、
みんなと同じように給食を食べて、
みんなと同じような教育を受ける。
それが、子どもの権利やったりする。
「服装でもっと自己主張したい!」って話は、
ここの最低限が守られてから成立する話のような気がする。

「地域間格差に目をつぶるのではなく、
積極的に公開して、保護者に選択してもらう。」
橋下市長は、こういう主張して、学校選択制を導入した。
確かに、大阪にはしんどい地域も多い。
そんなこと、その周辺に住んでるもんならみんな知ってる。
学校は、そんな地域の子どもたちを守る最後の砦やったはず。

塾代を補助するクーポンは配る。
でも、公教育に金はかけない。
塾代1万円クーポン、大阪市全域に 利用者広がるか(朝日2013年11月30日)
これで、本気で同じ土俵に乗せたと思ってるんやろうか。
この子たちにとって、学校だけでも「やっとのこと」。
その学校にいられる貴重な時間に、なんで充実した教育をせんのか。
なんで向き合ってやれる先生を確保せんのか。

私らの地域では、
制服が、みんなと同じように学校に通えるためにあったと思う。
公教育は、この最低限の衣服と同じ。
学校こそが、教育を受ける権利を保障する場所ちゃうん?

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和歌山教研集会に参加して

<和歌山県教育研究集会に参加して その①>
11月30日、2013和歌山県教育研究集会・分科会に参加しました。
場所は、県立紀央館高等学校です。廊下の机の上には、学校が備えたのか入試にかかわる本やパンフが山積みされていました。「栄冠目指して・入試直前対策」「大学・短大まるわかり事典」「志望校検討ガイド」等々。参加した分科会では一般人は私が一人。
教研集会に参加する気になったのは、大学を卒業してもフリーターや派遣職員、年収200万円以下の不安定雇用労働者(もう2000万人を超えたという)が増えてきている中で、若者が学校でどのように育ってきているのか?関心を持ったからでした。

<和歌山県教育研究集会に参加して その②現場の声>写真は散歩道の野菊
 研究集会の報告は、「教職員と学校が学力テストに追い回され、競争主義的な環境の中で、自己肯定感を持てず苦しんでいる子供たちの実体があります」とありました。
 発言で「かつては、職員会議でどう生徒に向き合い、内容をどう作るか喧々諤々の議論を行って決めてきたが、最近は管理職の声で決まってきている」「行事はいっぱいするが、教師が主体になって計画し、生徒は操り人形になってきている」「生徒は自ら創ることが少なくなり『先生どうするんヨ』と主体性に欠ける状況になってきている」「父母は子供の将来を考え成績を考え、トラブルも発生する。報告書作りが多くなっている。子供のためには、授業のための準備の時間、教師集団の交流の時間を」(教師の一日の平均の勤務時間は、11時間、持ち帰りも入れると12時間以上とのこと)
 <学校教育の中で子供たちが競争社会の中に大きく組み込まれて来ていることを感じた>

<和歌山県教育研究集会に参加して その③輪切り私>
和歌山県の公立高校は、全県1区制とのこと。中学を卒業して高校への進学は、全県1区制で「有名校」のランク付けの下、山が多く広い和歌山の地で、生徒が輪切りにされてふるいにかけられわけられることになります。有名校を落ちた生徒はどうなるのだろう?定数割れになった学校はどのようになるのだろう?(会場で質問をする思いが浮かばなかったが)JR紀勢本線には「有名校」への通学時間に合わせた特急列車が運行されているという。遠距離からの通学を行なおうとすれば、高額の運賃か下宿費用が必要となります。裕福な家庭との差が生まれてきます。
<競争と選別の仕組みの中で子供たちの思考がつくられ、社会に巣立っていくことになるなー>

<教育研究集会に参加して その④学力テスト順位>
静岡県知事は、学力テストの国語で全国最下位だったことを受け「成績の悪かった校長名を公表する」との報道が大きく取り上げられました。橋下大阪市長も「成績を引き上げるために学校名を公表する」公表を競い合っています。分科会では、「大阪市は生活保護率が高く経済的問題も反映しているのでは」との意見が。
今年の学力テストで秋田県が1位の理由に「①早寝早起きや、朝食をとるといった基本的な生活習慣。②公立の教員が授業力をアップできるよう、教育行政が積極的な支援(予算)。③学校の管理職と教員の協力関係が良く、教員全員が熱心な学習指導。公教育の質が高く、④親が学校を信頼しているために塾通いの必要性を感じない」の特徴が挙げられています。
 学力テストについて「都道府県の成績には大差がない。ほとんどが平均点前後の狭い範囲に集中」(朝日新聞社説)という状況も下で順位のみを目くじらをたてて教員や生徒を競争に駆り立てる考えを正さなければ・・・・。秋田県の教訓を全国にひろめることが必要ではないか・・・。

<教育研究集会に参加して その⑤小中一貫校>
 全国的には、2005年4校から2013年には100校にと報じられています。(朝日新聞)
和歌山市内でも小中一貫校が検討されているとのこと。校区内での児童生徒の減少のなか、「10歳の壁」「中一ギャップ」解消を掲げています。気になるのは、ここの「推進協議会」の意見書は、小規模校(1学級)のデメリットの項で「過度な刺激や切磋琢磨の機会が少ない」「挑戦しようとする意欲が低下しやすい」と「競争」面をあげていること。大規模校のメリットでは「運動会など多様な種目の設定で・・活気が」に対し、分科会参加者は、「大規模校の生徒は、運動会で1回でればあと何もしない一日を過ごしている」と。自民党の教育再生実行本部は、「受験エリート化」へますます激化させる方向で「制度化」を進めています。分科会参加者の方は、「地域から学校を離す方向に進んでいる。教職員、父母、地域が一緒になって考えることが大事」と語っています。
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おもしろい記事書くために、おもしろい生活できたらええなぁ。その逆でもええけど。

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